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医薬品安全管理


医薬品安全管理

医薬品に関する医療過誤防止の徹底を図り、優れた安全性・信頼性を維持した良質な薬物療法を提供するため、「業務プロセスの改善」、「安全関連システムの構築」、「医療従事者への教育・情報提供」の三つの柱で改革・改善を行い、医療安全に貢献しています。

医薬品を適正に管理し、正しく確実に提供するための新たな業務プロセスを構築し、チームで患者さんの安全を担保しています。

  • 全病棟において、配薬カートを用いた配薬準備(薬剤師と看護師の協働作業)を行っています。毎日、患者さんの服薬セットの内容をチェックし、安全・適正に服用していただけるよう活動しています。
  • 2013年12月から自己管理患者選別フローを使用し、内服薬を患者さん本人が管理できるかを確認し、服薬過誤防止に取り組んでいます。

  • 入院中不眠時対策と薬剤選択フローの作成
    入院患者の転倒・転落防止と不眠時対応の標準化を目的に、精神科医師、看護師と共同で“入院中不眠時対策と薬剤選択フロー”を作成し、全病棟で使用しています。

入院中の不眠対策と薬剤選択


※服用後不眠が継続する場合は、1時間以上空けて2回まで服薬可能、ただし、2:00を過ぎての服薬は避ける。
上記の異常時指示実施後も不眠を訴えられる場合は、主治医に確認するか、精神科受診を行う。

過誤防止のためのシステムを提案・構築することで、人的ミスの軽減を図っています。

  • 2012年11月から内服薬配薬時の患者誤認防止のために、マツダ病院独自で開発したバーコード患者認証システムを全病棟で運用し、内服薬配薬エラー回避に努めています。
  • 2016年3月からバーコード患者認証システムを改良し、用法バーコード認証、服薬内容&薬効表示機能を追加しました。

医療従事者に対し医薬品に関する教育を実践し、レベルの高い医療を提供することのできる医療チームを作り上げることに貢献しています。

  • 新人・2年目・ラダーⅠ(3年目以降)看護師に対して、レベルに応じた医薬品安全に関する教育を実施しています。 
  • 注射薬配合変化を起こしやすい薬をピックアップし、ポスターを作成するなどの啓発活動に取り組んでいます。

「薬あるところ、薬剤師あり」の具現化に向け、各部門の医薬品管理を一手に担っています。

  • 医薬品適正管理チェックは月1回すべての部門で薬剤部員が実施しています。
  • 医薬品安全管理ラウンドは医療安全管理室と薬剤部が一緒になり、年1回(12月~3月 までの毎週金曜日)、チェックシートに基づき、すべての部門の医薬品の管理状況(在庫状況、期限管理、4S管理)、安全対策の実施状況を確認・指導することで、現場現物現実(3現主義)に基づいた医薬品安全管理の徹底を推進しています。

マツダ病院 医薬品安全管理 取り組み発表資料

第1回瀬戸内病院薬学研究会
「医師、看護師との協働・連携による医薬品安全使用強化に向けた病棟薬剤業務の構築」

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