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診療科・部門

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検査の流れ(生理検査(⑦番))


生理検査(⑦番)

採血室は外来A棟2階です。

生理検査室では、以下の検査を行っています。

生理検査の流れ

  1. 自動再来機で受付をしてください
  2. 採血を指示されている方は、採血室(⑥)へ
    生理検査のみ指示されている方は、生理検査室(⑦)へ
  3. 生理検査室受付へ予約票・検査予約票を提出してください
  4. お呼びするまで廊下のソファに腰かけてお待ちください
  5. 検査終了後は順路案内表に表示された場所にお進みください

心電図12誘導検査

なにを調べる検査ですか?

心臓の拍動によって発生する電気活動を記録して、不整脈の有無や種類を調べたり、心臓の筋肉の動きを調べます。
不整脈・心筋障害・心房、心室の肥大、拡張・薬物作用・人工ペ-スメーカー、電解質異常など。

どんなことをするのですか?

胸と手足に電極をつけますので上半身と靴下を脱いでいただきます。
手首、足首、胸に電極をつけます(アルコールで拭くので冷たく感じるかもしれません)。
体の力を抜いた楽な状態で記録を行います。
3分連続心電図がある時は3分間ほどじっとしていただきます。

検査の所要時間は?

標準記録:2~3分程度で終わります。
3分連続記録:標準記録のあとに3分間連続して記録しますので5~6分間かかります。

肺活量(スパイログラム)

なにを調べる検査ですか?

肺活量の検査は、肺から出入りする空気の量を測って、肺の機能を調べます。
通常はそれだけではなく、気道が狭くなっているかどうかについてもあわせて調べます。
呼吸器疾患の重症度や、大きな手術の前に肺のはたらきをチェックするために行います。

どんなことをするのですか?

鼻に鼻蓋をし筒をくわえてもらいます(口だけで息をしてもらいます)。
二種類の検査をします。
1つは深呼吸をする検査です。
普通の呼吸から息を最大限吐き出し、引き続き最大限吸い込み、もう一度最大限に吐き出します。
もう1つは吐き出すときの勢いを調べる検査です。
最大限に息を吸い込んでから合図に合わせて思いっきり勢いよく吐き出してください。

検査の所要時間は?

通常は5分くらいです。

どのような注意が必要ですか?

技師の掛け声に合わせてできるだけ頑張ってください。頑張らないと正確な結果は得られません。
あまり喉には力を入れないようにしてください。力み過ぎても正確な結果は得られません。
息を吐き出すときに極端に前かがみにならないようにしてください。
つらいことや気分が悪いようなことがありましたら、直ちに技師にお伝えください。

腹部超音波

なにを調べる検査ですか?

主に肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓などの形や内部の異常の有無を調べます。
例えば肝臓では肝血管腫やのう胞、胆嚢では胆石やポリープなどです。
同時に胃腸、前立腺、婦人科臓器などおおまかな異常の有無を調べることもあります。

どんなことをするのですか?

お腹がでるように上半身の服を上げてもらいスボンのベルトも緩めておきます。
腹部全体にゼリーを塗り、おなかの表面に探触子をあてて検査をします。
観察できない部分を少なくするために、体位(仰向け、左横向き、座位など)を変え、深呼吸や息止めをして検査します。

検査の所要時間は?

検査時間は通常20分くらいですが、描出が困難であったり異常の有無によっては30分程度かかることもあります。

どのような注意が必要ですか?

検査当日は食事抜きで検査を行います。食事をとると胆嚢が萎縮して正確な観察が出来なり、腹部にガスがかかって条件が悪くなるからです。
時計や眼鏡・アクセサリーなどはつけたままで結構です。
朝のお薬は飲まれて結構です。
同日、胃透視、内視鏡検査などの検査のある方は、必ず超音波検査を先に受けてください。

心臓超音波

なにを調べる検査ですか?

主に心臓の動きや、壁の厚さ、心臓内の弁の状態などを観察する検査です。
心臓の中を流れている血流を観察することもできます。

どんなことをするのですか?

上半身は裸になってもらい左側臥位になっていただきます。
検査に痛みはほとんどありませんが、良く観察を行うために軽く探触子で胸部を押します。
(肋間に探触子を当てるため、軽い痛みを感じる場合がありますが、その場合は遠慮なくおっしゃってください。)
必要に応じて息を止めてもらうことがあります。

検査の所要時間は?

15~20分くらいです。

どのような注意が必要ですか?

絶食したり、飲み物を控えたりする必要はありません。

脳波検査

なにを調べる検査ですか?

脳が働いている時の電気活動をとらえたものが脳波です。
てんかん、脳炎、その他器質性脳疾患等の診断などのために行います。

どんなことをするのですか?

頭にたくさんの電極をつけて脳の電気活動を電極からキャッチします。
  1. 頭部と、両耳に電極をつけます。手首には心電計をつけます。
    その際に、脳波をきれいに取れるように装着部分の皮膚の脂や汗を落とすために強くこすります。
  2. ベッドにねていただき安静に閉眼してもらいます。
  3. 開閉眼
    技師が目を開けてくださいと声をかけたら目を開けてください。
  4. 過呼吸賦活法
    同じく安静状態で、目を閉じたまま声にあわせて深呼吸をしていただきます。
  5. 光刺激賦活法
    ストロボスコープの閃光を閉じた眼前30cmのところから点滅させます。

検査の所要時間は?

通常の脳波検査は30分ほどです、準備を含めると45分ほどです。

どのような注意が必要ですか?

トイレはすまして来てください。
前日は洗髪して、当日はなるべく整髪料など使用しないでください。
前日は就寝時間を遅らせて、寝不足気味で来てください。
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