グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ


マツダ病院の取り組み

ホーム >  マツダ病院の取り組み >  チーム医療 >  骨粗しょう症サポートチーム >  骨粗しょう症リエゾンサービス

骨粗しょう症リエゾンサービス


骨粗しょう症リエゾンサービス
(Osteoprosis Liaison Service:OLS)とは?

リエゾンとは、一般的に「連絡係」、「連絡窓口」、「つなぎ」と訳されるフランス語で、骨粗しょう症の治療におけるコーディネーターの役割を意味します。

その中心的役割を担うのが、骨粗しょう症の専門的な知識を有する「骨粗しょう症マネージャー」です。2023年現在の当院では、看護師、薬剤師、理学療法士、診療放射線技師の計15名が骨粗しょう症マネージャーの資格を持っています。
骨粗しょう症サポートチームでは、『骨粗しょう症と骨折の予防・治療』を目的として、多職種でお互いに連携を取りながら、多方面からサポートしています。地域の皆様がいち早く骨粗しょう症に対する適切な治療を受けることができるよう、また適切な治療を継続できるように働きかけています。

活動内容としては、骨粗しょう症教室、骨粗しょう症外来や骨ドックなどで栄養・運動・薬物指導を行ったり、転倒予防のための運動器不安定症とサルコペニアの検診・指導を実施しています。また、背骨(脊椎圧迫骨折)や脚の付け根(大腿骨頸部骨折)をはじめとする骨折された患者さんの骨粗しょう症の治療開始および治療継続のサポートを行っています。骨粗しょう症の薬物治療の継続率は非常に低く、骨折の痛みが落ち着いてしまう頃には、骨粗しょう症の治療も一緒に中断されてしまうことが多いのです。当院では、うっかり忘れるなどして定期受診日に来院されなかった患者さんに対して、電話などを使って治療の継続を働きかけています。ご理解の程を、宜しくお願い致します。

また、体幹部CT(胸部、腹部、骨盤部)検査を受けられた患者さんに対して、診療放射線技師が撮影範囲のデータを用いて脊椎圧迫骨折の有無を確認し、骨折を認めた患者さんには、骨粗しょう症の精査と治療を勧めさせて頂いております。

PAGETOP