医療用語解説(親知らず 他)
親知らず(智歯)
親知らずは、智歯とも呼ばれ、(全部の歯が揃っている場合)中央の歯から数えて8番めの歯です。
親知らずの治療の種類は様々です。必ずしも抜歯しなくてはならないと言う訳ではありませんが、早期の除去をお勧めします。
あごの骨に埋まっていることが多く、炎症を起こしやすいのが特徴です。
親知らずの治療の種類は様々です。必ずしも抜歯しなくてはならないと言う訳ではありませんが、早期の除去をお勧めします。
あごの骨に埋まっていることが多く、炎症を起こしやすいのが特徴です。
顎骨骨折
あごの骨(顎骨)を骨折すると、痛みだけでなく上下の歯のかみ合わせまでも変わってしまい、口が大きく開かなくなったり、口を開け閉めするとあごが左右どちらかへずれたりします。
多くの場合、上下のあごにワイヤーを装着し、チタン等のプレートで固定する手術を行って治療します。
顎骨骨折の大半は、下顎骨に起きています。
多くの場合、上下のあごにワイヤーを装着し、チタン等のプレートで固定する手術を行って治療します。
顎骨骨折の大半は、下顎骨に起きています。
膿瘍(のうよう)
化膿性の炎症において、組織が局部的に融解し、膿(うみ)がたまった状態をいいます。
周膿瘍は急激に骨を破壊しますが、早期に手術と抗生物質による治療を行えば、破壊された骨の多くを再生させることができます。
周膿瘍は急激に骨を破壊しますが、早期に手術と抗生物質による治療を行えば、破壊された骨の多くを再生させることができます。
炎症性疾患
口の中の粘膜やあごの骨も細菌等に感染することにより、さまざまな炎症性疾患が起こります。
特に口の中には多くの細菌が存在するため、抵抗力が弱まると腫れや痛みをともなった炎症が起こりやすくなります。
多くの場合、手術等によるうみの排出と抗生物質の点滴や内服薬を服用してもらい治療します。
特に口の中には多くの細菌が存在するため、抵抗力が弱まると腫れや痛みをともなった炎症が起こりやすくなります。
多くの場合、手術等によるうみの排出と抗生物質の点滴や内服薬を服用してもらい治療します。
嚢胞(のうほう)
固有の壁をもつ袋状のもので、内面が上皮で裏装され、そのなかに液体または半流動体が存在する病的状態な嚢様構造物。
顎口腔領域での嚢胞の頻度はきわめて高く、顎口腔病変の約1/4~1/2を占めます。
顎口腔領域での嚢胞の頻度はきわめて高く、顎口腔病変の約1/4~1/2を占めます。
腫瘍
体の他の部分と同様に口の中にも腫瘍が発生します。歯が原因のものと、舌や口唇、歯肉などの軟組織に発生する腫瘍があります。
長期間放置しておくと、徐々に大きくなったり、悪性のものに変化したりする腫瘍もあるため、早期の診察や検査をおすすめします。
長期間放置しておくと、徐々に大きくなったり、悪性のものに変化したりする腫瘍もあるため、早期の診察や検査をおすすめします。
口腔粘膜疾患
口の中の軟組織に発生する病変が「口腔粘膜疾患」です 。
口腔粘膜とは、舌、歯肉、頬、口唇、口蓋などを覆っている軟組織のことです。
代表的な口腔粘膜疾患に、口内炎や粘膜の表面が白くなる扁平苔癬(へんぺいたいせん)や白板症(はくばんしょう)といった病変があります。
口腔粘膜とは、舌、歯肉、頬、口唇、口蓋などを覆っている軟組織のことです。
代表的な口腔粘膜疾患に、口内炎や粘膜の表面が白くなる扁平苔癬(へんぺいたいせん)や白板症(はくばんしょう)といった病変があります。
顎関節症
顎関節(がくかんせつ)は、頭蓋の側頭骨と下あごの骨(下顎骨)とをつないでいる関節です。顎関節は両耳のすぐ前に1個ずつ、計2個あり、靭帯(じんたい)、腱、筋肉に支えられて下あごを動かしています。
その顎関節に発生する、開口時の疼痛、開口時の関節雑音、開口制限を特徴とする症候群のことを顎関節症といいます。
顎関節症の患者はここ十数年で15倍にも増加したとも言われます。子供から高齢者まで幅広くみられる病気です。
その顎関節に発生する、開口時の疼痛、開口時の関節雑音、開口制限を特徴とする症候群のことを顎関節症といいます。
顎関節症の患者はここ十数年で15倍にも増加したとも言われます。子供から高齢者まで幅広くみられる病気です。