グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ


診療科・部門

ホーム >  診療科・部門 >  日帰り手術

日帰り手術


医療と生活をつなぐ「日帰り手術」

生活のリズムを変えずに手術が受けれます

手術に伴う入院は患者さんご本人およびご家族にとって、かなりの負担となっていました。最近の医療技術の進歩に伴い、当院では平成11年より日帰り手術センターを開設し積極的に日帰り手術を実践しています。患者さん、ご家族が普段の生活リズムを変えることなく、ゆったりとより快適な環境で手術や検査を受けていただくことができるようになりました。
鼠径ヘルニア、下肢静脈瘤、痔、胆石症の手術や、血管内手術、内視鏡手術など、体への負担や痛みの少ない手術が対象です。忙しいビジネスマン、自営業の方、受験勉強中の学生さん、お年寄りの介護や小さなお子様を抱えたお母さんなど、入院が困難な方や家を空けられない方、また、入院に抵抗のあるお年寄りにも好評です。今後も日帰り手術の適応範囲を広げ、もっと多くの患者さんによろこんでいただきたいと考えています。

日帰り手術のことなら何でもご相談ください

日帰り手術とは、文字通り手術当日に入院し、夕方には帰宅できる手術のことです。日帰り手術になって大きく変わるのは、手術前と手術後のケアを患者さんのご自宅に場所を移し、患者さんとご家族が協力し合ってしていただくことです。また、症例によっては短期入院手術(1・2泊)となる場合もございます。
「その日のうちに退院しても大丈夫なのかしら」と思われる患者さんもいらっしゃることでしょう。その不安を解消し、患者さんが十分納得され安心して日帰り手術を受けていただけるよう、ケアサポートをいたします。日帰り手術について分からないこと、不安なことなど、気軽にご相談ください。
担当看護師との面談によって、患者さんの不安を軽減していきます。

日帰り手術のメリット

  1. 日常生活の延長線上で手術ができます
    朝から夕方までの日帰り手術なら、拘束時間が大幅に短縮できます。

  2. 入院前の準備が少なくなります
    入院に伴う準備やストレス(病気等で眠れない)がありません。

  3. 費用が安くなります
    医療費の多くを占める入院費が少なくなります。
    通常の入院にくらべ治療費が約2~5割安くなります。

  4. 身体への負担が軽くすみます
    内視鏡下手術などの身体への負担を最小限にした手術となりますので、術後の生活復帰が早くなります。

日帰り手術を受けるための条件とは

  • 当院で行われている日帰り手術の対象疾患であること
  • 患者さんが日帰り手術を強く希望していること
  • 来院・帰宅時、および帰宅後に付き添ってくれる人がいること
  • ご自宅が、当院に通院できる距離にあること

外来受診から日帰り手術までの流れ

退院判断基準
  1. 飲水・食事が可能である
  2. 排尿が可能である
  3. 自力歩行が可能である(松葉杖使用も含む)
  4. 疼痛が自制内である(鎮痛薬使用も含む)
  5. 出血などの術後合併症がない
  6. 退院に際して、本人・家族ともに不安がない

鼠径ヘルニア日帰り手術の標準的スケジュール

希望される手術日の
約3~4週間前
術前外科初診
手術の約1週間目 麻酔科診察・日帰り手術センター面談
手術日 8:15 日帰り手術センター来院
9:00 手術室入室、麻酔導入
9:20 手術開始
10:00 手術終了、日帰り手術センター帰室
正午 歩行許可、トイレ歩行、水分許可、著変なければ、昼食
15:00 退院判定
15:30 退院
手術後1週間以内 一度再診、創部チェック
さらに1週間後 再診

「日帰り手術」及び「短期入院手術(1・2泊)」が可能な手術(検査)症例

外科 鼠径ヘルニア手術、下肢静脈瘤手術、痔核手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術
乳腺腫瘤摘出術、胸腔鏡下多汗症手術、など
整形外科 内副子抜去術、上肢の骨折手術、(低侵襲で可能な症例)、(膝関節鏡検査)、など
眼科 白内障手術、など
耳鼻咽喉科 鼓膜チューブ挿入術、声帯ポリープ切除術、内視鏡下副鼻腔手術、鼻骨骨折手術、など
脳神経外科 シャント PTA、頭部皮膚腫瘍摘出術、(脳血管撮影検査)、など
歯科 剰埋伏歯抜歯術、粘液嚢胞摘出術、など
泌尿器科 経尿道的膀胱腫瘍摘出術、内尿道切開術、包皮環状切除術、(前立腺生検)、など
皮膚科 皮膚腫瘍摘出術、など
内科 SAS(睡眠時無呼吸症候群)、内視鏡的大腸ポリープ切除術

PAGETOP