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がん治療について

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働きながら治療を受ける方へ


がん患者さんの就労支援

日本において、生涯でがんにかかる可能性は、男性約60%、女性約45%であり、国民の2人に1人ががんになる時代と言われています。
がんの早期発見と治療法の進歩により、日本の全がんの5年相対生存率は53.2%(診断年平成5年から平成8年)から58.6%(診断年平成15年から平成17年)と確実に改善傾向にあり、がん患者さんの中にも、社会で活躍している方も増えつつあります。

がん患者さんとその家族には、就労を含めた社会的な問題に直面している方も多く、例えば、平成16年の厚生労働省研究班によると、がんに罹患した勤労者の約30%が依願退職、約4%が解雇となり、自営業等の約13%が廃業したと報告されています。また、就労が可能となったがん患者さんが、復職、継続就労、新規就労することが困難な場合もあります。
これらの問題を少しでも解決するために、厚生労働省は「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」を作成しています。
当院では、患者さんが働きながらがん治療を継続できるよう、医師、看護師、薬剤師、栄養士が連携して就労を支援します。産業医が配置されている職場であれば、当院主治医と産業医が連携して就労を支援します。
産業医が配置されていない場合でも、患者さんと事業者が、共同して作成した勤務情報を記載した文書をご提出頂いた場合には、療養上の必要なアドバイスなどについて対応させて頂きます。

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