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地域連携

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青崎いぶきクリニック


院長(施設長) 松田 聡介
住所 広島県広島市南区青崎1丁目9-17
電話 082-258-4116
診療科 内科・小児科
診療時間 月曜・火曜·水曜・金曜日
午前9時00分~12時30分 午後15時~18時
木曜・土曜日 午前9時00分~12時30分
休診日 日曜祝日

先生の専門分野についてお聞かせください。

当院では「内科・小児科」と標榜していますが、専門としましては総合診療·家庭医療という分野になります。日本ではあまり馴染みのない響きかもしれません。一人の人間を、細胞レベルの小さな視点から、所属している社会の中の一員としての存在という視点までカバーし、過去—現在—未来も含め総合的に包括的に診療を行うものです。ざっくばらんに表現しますと「あなたの経験も思いも病気も知っている(知りたい)かかりつけ医」といったところでしょうか。臓器別や疾患別の専門性ではありませんが、困ったときにまず相談できる存在でありたいと思っています。

地域連携についてとのようにお考えですか?

地域に暮らす方が、その方の慣れている、便利な地域の中で、質の良い医療供給体制の恩恵を受ける。そのために最も重要なものが地域連携といっても過言ではないと考えています。現在の医療は疾患別に細分化が進んでおり、どのような医療機関や医療者であっても全ての健康問題を完結できるわけではありません。各医療機関や医療者の得意分野を組み合わせてより良い結果へとつなげていくために円滑な連携が大切と考えています。

先生が日頃、心がけていることを教えてください。

医療機関というものは基本的には楽しくないところです。なりた<もない病気になったために受けたくもない検査を受け、聞きたくない悪い知らせを聞き、飲みたくもない薬を長い待ち時間の末に手にし、 お金を払う...楽しいはずがありません。しかし現代社会において医療に関わらずに幸せに人生を全うすることはかなり難しいくらい、医療という社会資源を利用することは当たり前になっています。医療を受けるということは患者様の義務ではなく権利であることを忘れず、 医療が介入することで少しでも幸せになっていただくことが大切と考えていますので、まずは医療機関に行きたくないという気持ちにならないように心がけています。1回の診察の中で1回はお互いが笑顔になれるようお話するのが目標です。

最後にマツダ病院に要望することは?

我らの地域の基幹病院として日々ご尽力いただきましてありがとうございます。とても頼りにさせていただいております。個人的には十分お応えいただいており、さらに要望と言われると難しいのです が、当院の外来を受診される方たちからの声をお伝えします。昨今のメディア報道などによる医療連携のイメージからか、「ピッとやったらそのパソコンでマツダ病院でした内容も分かるんじゃろ?」とICT技術の医療分野への応用について過大解釈をされていることが多くあり ます。「ピッと」よりはだいぶ手間や時間をかけて、かつ患者様自身が持つカー ドなどのアクセス手段も利用しないと他院の診療清報はまだ確認できないものですし、その情報も限られているのが現状だと思います。ただ、患者様からそういったイメージが生まれるということは、それが実現すれば便利であり有用である証拠でもあると思います。実現していくには想像しきれないほどの障壁が数多くあると思いますが、お互いの医療機間が持つ診療清報へのアクセス性や医療者同士のコミュニケーション手段の発展について今後も少しずつでも私どもと共に進めて行けたらと思います。
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