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保険薬局の方へ



院外処方箋への検査値用紙添付について

マツダ病院では2015年10月より地域保険薬局との連携の一環として、患者さんの検査値の一部について、処方鑑査に必要な情報を院外処方箋に添付することといたしました。記載される検査値は過去3ヶ月以内に測定された直近の値です(空欄の場合は、3ヶ月以内に測定された値がありません)。記載される検査項目、基準値などの詳細については、検査値一覧表をご覧ください。

保険薬局において患者さんの検査値を参照し、服薬指導等に活用していただくことで、適正で安全な薬物療法推進につながるものと考えます。保険薬局各位のご理解・ご協力をうけ賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

なお、検査値は個人情報となりますので、取扱いに十分ご留意ください。患者さんによっては開示を拒否される場合もありますので、ご了承ください。

がん患者さんに対する薬剤師外来について

マツダ病院薬剤部では2015年10月よりがん患者さんを対象に薬剤師外来業務を開始します。
抗がん剤治療を開始する患者さんにはレジメン毎に説明文書を交付し、スケジュールや発現しやすい副作用と発現時の対処方法などを説明します。

治療中の患者さんには症状チェックシートや疼痛チェックシートを交付し、日々の症状を記録して頂き、受診時に薬剤師が確認します。確認された副作用や疼痛状況に応じ、支持療法(副作用の治療薬や予防薬)や鎮痛薬の処方を医師に提案します。支持療法の内容や日常生活の注意点などを患者さんに説明し、それらを記載した薬薬連携シートを作成します。「治療日誌」にレジメン毎の説明文書・症状チェックシート、疼痛チェックシート・薬薬連携シートをファイリングし、患者さんに交付します。患者さんにはかかりつけ薬局で治療日誌を提示するよう説明します。

保険薬局ではこれまで不明であった注射抗がん剤や院内での説明内容を「治療日誌」を確認することで把握できるようになります。これらの情報が、より質の高い薬剤管理指導業務につながり、患者さんがより安全に、より安心して日常生活を送れるようになればと考えています。

吸入指導について

喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)における吸入療法は、正しい手技により確実に吸入することで効果が期待できますが、患者さんによっては、吸入手技が出来ていなかったり、症状が改善すると治療を中断してしまうことがあります。そこで、マツダ病院では、保険薬局と連携して、患者さんの吸入手技の向上とアドヒアランスの維持に取り組んでいきたいと考えております。そのためのツールとして、「吸入チェックシート(広島県内で統一して使用できるもの)」を、トレーシングレポートと合わせてご活用お願いいたします。提供していただきました情報につきましては、電子カルテに反映させ、主治医にフィードバックさせていただきます。
なお、「吸入チェックシート」は広島県病院薬剤師会のホームページ(以下のリンク)からダウンロードすることが可能です。

がん化学療法に関するトレーシングレポートについて

化学療法が入院から外来へ移行している中で、がん治療と日常生活を両立するためには、副作用をコントロールすることが非常に重要です。当院では、副作用の軽減を目的に、帰宅後の副作用発現状況を「治療日誌」に記載していただいています。外来受診時に「治療日誌」を薬剤師が確認し、医師に報告・支持療法の提案などを行っています。しかし、「治療日誌」を継続的に記入することが難しい患者さんでは、在宅での実際の状況を把握することが困難となります。

この課題の解決に向けて、2021年8月より、がん化学療法に関するトレーシングレポート別紙(がん化学療法)の運用を開始しました。

本紙は、保険薬局薬剤師の方が、がん化学療法を受ける患者さんの在宅での服薬状況や副作用症状について、医師に情報提供するためのツールです。がん化学療法の一般的な副作用(悪心・嘔吐・食欲不振・下痢・末梢神経障害)のチェックリストとしてもご活用いただけるように、CTC-AEの評価基準を組み込んだ仕様となっております。さらに、手足症候群、ざ瘡の副作用対策の内容についても記載しております。患者さんが適切に副作用対策を行えているかご確認ください。

当院では、化学療法を受けられている全ての患者さんに「治療日誌」を配布しております。当院医師、薬剤師への伝達事項を「治療日誌」に記載していただければ、受診時に当院薬剤師が確認させていただきます。次回受診までに医師に伝達する必要があると判断された場合や「治療日誌」に記載することが好ましくない場合は、本紙をご活用ください。その際は、通常使用されるトレーシングレポートの別紙としてご使用ください。

以下のリンクから本紙をダウンロードすることが可能です。ご利用ください。

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