がん診療について

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がん治療について

緩和ケアについて

緩和ケアは、がん患者さんやそのご家族を支える医療です。からだや気持ち、そして、日常生活の不安やつらさができるだけ緩和されるようにお手伝いをします。
以前は、有効な治療法がなくなった場合に、終末期医療として行われるのが緩和ケアと考えられていましたが、緩和ケアは「がん」と診断されたときから始まり、患者さんとご家族の支援を早期から介入し、支援していくことを目的としています。
がんの治療中は、治療薬による副作用や、いろいろな原因で、痛みや食欲低下、吐き気などが生じることがあります。さらにがんと診断されることによって不安になり、うつ状態などになったり、仕事の問題、家庭の問題、経済的問題などの苦痛も発生することがあります。これらの不安やつらさをできるだけ緩和していかなければ安心して治療に臨むことができません。より良い状態で治療を受けていただくため、がんと診断された時点から、病気の時期に関わりなく患者さんとご家族を支援する取り組み全体を緩和ケアといいます。
私たちは、平成25年6月に緩和ケア支援チームを立ち上げました。患者さんを担当する主治医の専門特化した立場だけではなく、多職種が集まりそれぞれの専門的な立場で一人ひとりの患者さんに関わり、より良い医療を提供したいと考えたからです。
そのために、病院内の医療従事者への教育を徹底し、患者さんの立場を常に考えながらの治療をすすめていきたいと考えております。定期的に開催される委員会では、緩和ケアマニュアルの見直し改定や、各々の症状にあった緩和ケアはどのようにしたらよいか、ベストな方法を専門職が集まって話し合いをしております。その積み重ねにより、私たち医療従事者は進歩し患者さんに合った医療を提供していくことができると考えております。
不安やつらさにお悩みの方はお気軽に医師・看護師・薬剤師にご相談ください。